カニしゃぶの美味しいお召し上がり方です。一番出汁をとり、カニをしゃぶしゃぶと花開かせ召し上がると旨味を強く感じることができます。野菜は少量ずつ加え、食べる分だけ足しながらお楽しみください。
[準備時間:約 調理時間:約 合計:約]
~ 調理手順 ~
材料(約4~5人分)
カニポーション | 適量(500g) |
白菜 | 1/4玉 |
エノキ | 100g |
長ネギ | 1本 |
豆腐 | 1/2丁 |
葛きり | 50g |
水 | 1ℓ |
昆布 | 10g |
カツオ節 | 20g |
ラーメン | 2玉 |
※材料は一例です。お好みに応じて調整してください。[約 271kcal/1名様]
事前にカニポーションを半解凍しておきます
冷凍庫より冷蔵庫に移し、4~5時間を目安に半解凍します。
半解凍して芯が少し残っている状態で調理するのがベストです。
解凍方法の詳細はこちら出汁の準備をします
蟹しゃぶの出汁は、水に昆布を2~3時間浸けただけの手軽なものでもよいです。
本格的に一番出汁をとると、より美味しくお召し上がりいただけます。
また、蟹しゃぶ用の出汁が市販されていますので、ご利用になると簡単です。
しかし特別な出汁を用意せずとも、シンプルにお湯でも十分楽しめます。
一番出汁をとります
昆布の表面の砂埃を固く絞った布巾などで軽く拭き取ります。
昆布に付いている白い粉は、旨味成分のタンパク質です。強くこすったり洗い流したりしないでください。
出汁用に使った昆布は、煮物料理や佃煮に利用しても良いでしょう。
1ℓの水に昆布約10gを10分ほど漬けたあと、弱火にかけ、ゆっくりと旨味を引き出します。
ふつふつと気泡がつき、昆布が柔らかくなったら沸騰直前に昆布を取り出します。
昆布を取り出したあとの出汁を、沸騰させます。
カツオ節20gを一気に投入します。
一煮立ちしたら火を止めます。
カツオ節が沈み始めるまで待ちます。
アクを取り除き、カツオ節を絞ることのないようそっと布でこします。
一番出汁の出来上がりです。
余った時は、冷蔵庫保存で2~3日以内に使うようにしましょう。
野菜などの具材を準備します
材料の下ごしらえをします。お好みのお野菜をカットします。
シンプルなお野菜がオススメです。
白菜・白ネギ・茸類はいかがでしょうか。豆腐やくずきり等もあるとよいですね。
カニの風味を楽しむため、春菊等の香りの強い葉野菜はオススメしません。
豆腐を切ります
豆腐は9等分に切り、水をきっておきます。
豆腐の種類ですが、お好みで絹、木綿、焼き豆腐をお選びください。
崩れやすいので、木綿か焼き豆腐をオススメします。
葛きりを下処理します
鍋にお湯を沸かし、3~4分茹でます。
ザルにあげて水をきっておきます。
白菜を切ります
白菜は巻きがよく、葉が詰まってみずみずしいものを選びましょう。
芯は短く白い部分にツヤがあるものが美味しい白菜です。
芯の部分は硬いので、葉と分けてカットします。
芯の部分は、長さ5cm長になるように切ります。
繊維にそって、1cm幅になるよう縦にカットします。
葉の部分は何枚か重ねて、5cm大にザックリと切ります。
エノキを切ります
エノキは石づきの下2cmくらいを切り落とします。
食べやすい束になるよう切り分けます。
水洗いはしませんが、根元にオガ屑が入り込んでいる場合があるので、取り除いてください。
長ネギを切ります
長ネギはよく洗い、根の部分を切り落とします。
柔らかく甘みのある白い部分を使います。
表面積が大きくなるように、ネギに対して大胆に170゚くらい斜めに包丁を入れて切ります。
青い部分は固くヌメリもありますが香りや栄養価が高く、食べられます。お好みで青い部分も使ってよいでしょう。
ネギの余りは冷凍で1ヶ月ほど保存できます。
カニしゃぶをお召し上がりください
出汁を沸かし、カニをくぐらせます
美味しい出汁ですのでそのままで味わってもよいですし、刺身醤油を付けても美味しいです。
お好みでポン酢や柑橘系のタレでサッパリとお召し上がりになるのも楽しいでしょう。
王道のカニしゃぶは、冷蔵庫で半解凍したポーションを沸かした出汁の中で約10秒しゃぶしゃぶと泳がせます。
花が咲くように身が開けば食べ頃です。
野菜を入れます
カニの風味がほどよく出汁に加わったところで、お好みのお野菜を入れます。
お野菜とカニを一緒にお楽しみください。
シメに麺をお召し上がりください
しゃぶしゃぶの後は、麺を入れてお召し上がりください。
旨味たっぷりの出汁に塩を加えて味を調整し、海鮮ラーメンのようにお楽しみいただけます。
[カニしゃぶレシピ/鍋物/日本料理]
[2018-10-26作成/2024-10-22更新]
(c)ふるさと産直村
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