





海老頭の味噌汁の美味しいお召し上がり方です。海老の頭は食べられなくはないですが、出汁用なので食べません。炒った海老の香ばしさや甘みを楽しめます。お好みで大根などあっさりした野菜を入れても美味しくお召し上がりいただけます。
[準備時間:約 調理時間:約 合計:約]
~ 調理手順 ~
材料(約2人分)
ボタン海老の頭 | 8~9匹分 |
ネギ | 適量 |
味噌 | 大さじ2 |
昆布 | 5cm角 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
水 | 300cc |
※材料は一例です。お好みに応じて調整してください。[約 61kcal/1名様]
事前にボタン海老を解凍しておきます
お召し上がりになる直前にパックごと流水に当てて解凍してください。5~10分で解凍されます。
解凍方法の詳細はこちら昆布出汁をとります
ボタン海老からの出汁だけで充分美味しいスープになりますが、プラスで出汁をとるなら、昆布がオススメです。
日高昆布、真昆布、羅臼昆布、利尻昆布などが出汁取りに向いた昆布です。

昆布の表面の砂埃を固く絞った布巾などで軽く拭き取ります。
昆布に付いている白い粉は、旨味成分のタンパク質です。強くこすったり洗い流したりしないでください。
出汁用に使った昆布は、煮物料理や佃煮に利用しても良いでしょう。

鍋に水500ccを入れ、昆布を浸して30分ほど置きます。
ネギを切ります

ネギの根の部分を切り落とします。
白い部分は甘くて美味しいです。

根側の白い端から細かく小口切りにします。
ネギは根に近い方の味が濃く美味しいです。
海老のひげを切ります

海老のひげはハサミで切ります。
海老の殻は洗わないで使います。
エビの頭を炒ります

生臭みを取るため、フライパンで焦げないように3~5分焼きます。
塩をふり、エビ殻の水分を飛ばすように香ばしく乾煎りします。
油はひきません。
海老出汁をとります
鍋を火にかけます

昆布を入れ、30分たった鍋を中火にかけ、ゆっくりと旨味成分を引き出します。

ふつふつと気泡がつき、昆布が柔らかくなったら沸騰直前に昆布を取り出します。
沸騰直前になると、鍋底に小さな泡がぷつぷつと涌いてくるので、昆布を取り上げます。
出汁用に使った昆布は、煮物料理や佃煮に利用しても良いでしょう。
ボタン海老の頭を入れます

沸騰した出汁にお酒大さじ1を加えます。

炒った海老の頭を入れ、弱火でじっくりエビからの出汁をとります。
アクが出るので丁寧にすくってください。
味噌を溶きます

ミソを溶いて、火を止めます。
海老の頭でお味噌汁の出来上がり

器に盛ったら彩りに葱を加えて出来上がりです。
海老の頭は食べられなくはないですが、出汁用なので食べません。
海老ミソは美味ですので吸って味わいください。
[海老味噌汁レシピ/汁物/日本料理]
[2018-10-26作成/2024-10-22更新]
(c)ふるさと産直村






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