あんこう鍋の美味しいお召し上がり方です。鮟鱇の身は初めに下処理を行うことで生臭さを取り除き、美味しいプリプリとした身を楽しめます。アラから美味しい出汁が取れます。味噌の量はお好みで加減してお召し上がりください。少し濃いめの味付けがお勧めです。
[準備時間:約 調理時間:約 合計:約]
~ 調理手順 ~
材料(約3~4人分)
あんこう | 600g |
あんこう団子 | 3個 |
白菜 | 1/4玉 |
シメジ | 50g |
人参 | 1本 |
大根 | 1/4本 |
長ネギ | 1本 |
豆腐 | 1丁 |
くずきり | 50g |
水 | 500~600cc |
鍋用だし | 55g |
鍋用みそ | 150g |
うどん | 2玉 |
卵 | 1個 |
小葱 | 適量 |
※材料は一例です。お好みに応じて調整してください。[約 444kcal/1名様]
事前にあんこうを解凍しておきます
冷凍庫から冷蔵庫に移し約12時間で解凍します。
お召し上がりになる時間から逆算し、余裕をもった解凍をお勧めいたします。
解凍方法の詳細はこちらあんこうの下処理をします
あんこうを湯通しします。
あんこうのアラ、身を沸騰したお湯で1分ほど茹で、表面の臭みを抜きます。
湯通ししたあんこうを水洗いし、軽くゆすぎます。
氷水に1分ほど漬けます。 (あんこうの身を締める為です)
水気をきっておきましょう。
野菜などの具材を準備します
材料の下ごしらえをします。お好みのお野菜を準備します。
根野菜がオススメです。また、白菜・白ネギ・茸類はいかがでしょうか。
豆腐や葛きり等もあるとよいですね。
豆腐を切ります
豆腐は9等分に切り、水をきっておきます。
豆腐の種類ですが、お好みで絹、木綿、焼き豆腐をお選びください。
崩れやすいので、木綿か焼き豆腐をオススメします。
葛きりを下処理します
葛きりはボウル等で熱湯に3分ひたし、透明になればよいです。
軽く水洗いし、ザルにあげておきます。
白菜を切ります
白菜は巻きがよく、葉が詰まってみずみずしいものを選びましょう。
芯は短く白い部分にツヤがあるものが美味しい白菜です。
芯の部分は硬いので、葉と分けてカットします。
芯の部分は、長さ5cm長になるように切ります。
繊維にそって、1cm幅になるよう縦にカットします。
葉の部分は何枚か重ねて、5cm大にザックリと切ります。
シメジを切ります
茸類は香りがとぶので水洗いせず、気になる汚れがあれば固く絞った布巾やキッチンペーパー等で拭いておきます。
シメジは5~8本ずつになるよう、手で裂いて分けます。
石づきは、束がバラバラにならないよう、根元の端を切り落とします。
人参を切ります
人参は皮をむき、5mm~15くらいの輪切りにします。
6等分になるようバランスを見て、人参の厚みの1/3~1/2くらいの深さに切り込みを入れます。
縁は、切り込みを中心に3角形になるように切り落とします。
6カ所の切り込み部分を全て切り取ります。
花びらの丸みをだすように、3角形の部分を整えます。
包丁の根元を使って丸みを作ります。
花びらが立体になるように、切り込みに向かって表面を斜めに削ります。
中心は薄く、端は厚く、花びらの片面のみ削ります。
人参は飾り切りをほどこすと、華やかで好まれます。
大根を切ります
大根を必要な分ほどカットします。
大根の下は根にあたり、辛みが強く繊維の多い部分です。中央は水分が多くて辛みも少なく、味の染みやすい部分です。
葉に近い上部は茎にあたり、甘みが強くサラダでも食べられる部分です。
お好みで使う部分をお選びください。
大根の皮は繊維が多いため、厚めにむきます。
大根を半月切りにします。まず縦に半分、切り分けます。
端から3~5mmの厚さにカットします
長ネギを切ります
長ネギはよく洗い、根の部分を切り落とします。
柔らかく甘みのある白い部分を使います。
表面積が大きくなるように、ネギに対して大胆に170゚くらい斜めに包丁を入れて切ります。
小葱を切ります
小葱は地域により、万能ネギ・細ネギ等の名称で呼ばれています。30~50cmの細長い円筒状の葉をしています。
アサツキやワケギでも同様に美味しくお召し上がりいただけます。
ネギの根の部分を切り落とします。
白い部分は甘くて美味しいので、根のギリギリを取り除くと良いです。
根側の白い端から細かく小口切りにします。
ネギは根に近い方の味が濃く美味しいです。
鍋の出汁を用意します
土鍋に水500~600mℓをはり、鍋だしを入れ沸騰させます。
味噌をお好みの分量ほど入れて、混ぜながら溶かしていきます。
鍋に具材を入れます
火の通りにくい野菜とあんこうのアラを入れます。
全ての野菜とあんこうの身、豆腐等を入れます。
ふたをして煮立てます。
灰汁をすくって、お野菜がしんなりしてきて食べ頃です。
あんこう鍋の出来上がり
食べている最中の鍋は、弱火で保温しておきます。
あんこう身は加熱しすぎると硬くなりますのでご注意ください。
火が通ったものからお召し上がりください。
締めにうどんをお召し上がりください
お召し上がり後のスープは、〆のベースとしてお楽しみいただけます。
残り出汁にうどん玉を入れ、一煮立ちさせます。
卵を流し入れたら蓋をし、2分ほど蒸らします。
蓋を取って小葱を散らし完成です。
[あんこう鍋レシピ/鍋物/日本料理]
[2018-10-26作成/2024-10-22更新]
(c)ふるさと産直村
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