タラバガニを美味しくお召し上がりいただくための剥き方です。タラバにはカニ味噌がありません。トゲに注意し、必要であれば軍手を使用してください。先に殻を剥いておくと、食べ残しがなくきれいにお召し上がりいただけます。
[準備時間:約 調理時間:約 合計:約]
~ 調理手順 ~
材料(約1尾)
タラバガニ(解凍済み) | |
キッチンバサミ | |
軍手(必要であれば) |
事前にタラバガニを解凍しておきます
冷凍庫から冷蔵庫に移し約1日~1日半で解凍します。
お召し上がりになる時間から逆算し、余裕をもった解凍をお勧めいたします。
タラバガニを解体します
必要に応じて軍手をご用意ください。
蟹の脚を切るにはハサミを使うのが簡単です。特別なハサミでなく、普通のハサミやキッチンバサミで大丈夫です。
殻の硬い胴体は無理せず包丁をお使いください。
蟹の水洗いは味が落ちるため、お勧めしません。
※ごく希に、殻と身の間に薄い皮がある場合がございます。これは堅蟹が間もなく脱皮する直前の状態のものです。品質には問題ございませんので、状態に応じ取り除いてから、お召し上がりください。
脚を切り離します
蟹はおしりの方から持つと、前から持つより手が痛くなりません。
まず両脚をハサミで切り落とします。脚の付け根の間接部分にハサミを入れると切り離しやすくなります。
爪も同様に切り落とします。
甲羅を外します
胴体部分を裏返します。
腹の三角形の部分を「前かけ」といいます。
「前かけ」の部分に親指を引っかけ、カパッと外します。
前かけを取ると力をかけなくても甲羅が外しやすくなります。
力をいれなくても、親指をかけてカパッと外れます。
※タラバガニのカニミソは加熱しても固まらない性質のため、ボイルしてあるタラバガニにカニミソは入っておりません。
前かけには、珍味と言われる弾力のある腹肉(ふんどし)が付いています。
薄皮をハサミで切って剥きます。
裏面の薄皮も剥いてください。
可食部は、食べやすい大きさにカットしてお召し上がりください。
エラを切り離します
胴体の左右に付いている柔らかいビラビラは、エラです。
エラに毒はありませんが、食べられませんので手でむしり取ってください。
赤い薄皮も食べない部分ですので、切り離してください。
胴体を切り開きます
顔・口の部分も食べられないので裏側から親指を入れて取り除いてください。
胴体の真ん中から半分に切ります。
脚の付け根は筒状になっており、身がたくさん詰まっています。
筒から腹に向かってにハサミを入れ切り分けます。
堅ければ、包丁を使って2枚におろすように切ってください。
上下にパカッと開きます。身がたっぷりとつまっています。
この状態でお皿に盛ります。
脚を剥きます
脚の殻を剥きます。
脚先は尖っていて危険なので取り除きます。
間接の部分にハサミを入れ、剥きやすく分けておきます。
裏側の白い部分を取り除くように、両端からハサミを入れ、殻を開いてください。
殻を開くと、身がしっかり入っています。
全ての脚を同様に開きます。
爪も同様に間接の部分で切り分けます。
関節で切って短くすると安全です。
爪の上部をキッチンバサミで挟み、切れ目を入れます。殻が分厚いので気をつけながら、グルリと一周します。
タラバガニの爪は、左右の大きさが異なります。
また他の脚より堅いので、少し力がいるかもしれません。
下から爪の両サイドに切れ目を入れます。
殻をはずすと、身がキレイにあらわれます。
剥き終わり
剥き終わりです。
先に殻を剥いておくと、食べ残しがなくきれいにお召し上がりいただけます。
お召し上がり時の注意点
当店のボイルタラバガニは、塩ゆでして味がついておりますのでそのままで十分に美味しくお召し上がりいただけます。
お好みでカニ酢またはポン酢をつけてお召し上がりください。
サラダやお寿司にしても美味しくお召し上がりいただけます。
[タラバガニ剥き方/魚介料理/日本料理]
[2018-10-26作成/2024-10-22更新]
(c)ふるさと産直村
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