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あんこう水炊きの美味しいお召し上がり方です。初めに下処理を行うことで生臭さを取り除き、美味しいプリプリとした身を楽しめます。アラから出る旨味たっぷりの出汁が、付属の鍋用出汁とよく合います。コラーゲンたっぷりの出汁は、〆の雑炊でご堪能ください。
[準備時間:約 調理時間:約 合計:約]
~ 調理手順 ~
材料(約3~4人分)
あんこう | 600g |
あんこう団子 | 3個 |
白菜 | 1/4玉 |
エノキ | 100g |
人参 | 1本 |
大根 | 1/4本 |
長ネギ | 1本 |
春菊 | 1束 |
豆腐 | 1丁 |
くずきり | 50g |
水 | 500~600cc |
鍋用だし | 55g |
ポン酢 | 4個 |
もみじおろし | 4個 |
ご飯 | 茶碗2膳程 |
卵 | 1個 |
小葱 | 適量 |
※材料は一例です。お好みに応じて調整してください。[約 370kcal/1名様]
事前にあんこうを解凍しておきます
冷凍庫から冷蔵庫に移し約12時間で解凍します。
お召し上がりになる時間から逆算し、余裕をもった解凍をお勧めいたします。
解凍方法の詳細はこちらあんこうの下処理をします
あんこうを湯通しします。
あんこうのアラ、身を沸騰したお湯で1分ほど茹で、表面の臭みを抜きます。
湯通ししたあんこうを水洗いし、軽くゆすぎます。
氷水に1分ほど漬けます。 (あんこうの身を締める為です)
水気をきっておきましょう。
野菜などの具材を準備します
材料の下ごしらえをします。お好みのお野菜を準備します。
根野菜がオススメです。また、白菜・白ネギ・茸類はいかがでしょうか。
豆腐や葛きり等もあるとよいですね。
豆腐を切ります
豆腐は9等分に切り、水をきっておきます。
豆腐の種類ですが、お好みで絹、木綿、焼き豆腐をお選びください。
崩れやすいので、木綿か焼き豆腐をオススメします。
葛きりを下処理します
葛きりはボウル等で熱湯に3分ひたし、透明になればよいです。
軽く水洗いし、ザルにあげておきます。
白菜を切ります
白菜は巻きがよく、葉が詰まってみずみずしいものを選びましょう。
芯は短く白い部分にツヤがあるものが美味しい白菜です。
芯の部分は硬いので、葉と分けてカットします。
芯の部分は、長さ5cm長になるように切ります。
繊維にそって、1cm幅になるよう縦にカットします。
葉の部分は何枚か重ねて、5cm大にザックリと切ります。
エノキを切ります
エノキは石づきの下2センチくらいを切り落とします。
食べやすい束になるよう手で裂いて分けます。
水洗いはしませんが、根元にオガ屑が入り込んでいる場合があるので、取り除いてください。
人参を切ります
人参は皮をむき、5mm~15くらいの輪切りにします。
6等分になるようバランスを見て、人参の厚みの1/3~1/2くらいの深さに切り込みを入れます。
縁は、切り込みを中心に3角形になるように切り落とします。
6カ所の切り込み部分を全て切り取ります。
花びらの丸みをだすように、3角形の部分を整えます。
包丁の根元を使って丸みを作ります。
花びらが立体になるように、切り込みに向かって表面を斜めに削ります。
中心は薄く、端は厚く、花びらの片面のみ削ります。
人参は飾り切りをほどこすと、華やかで好まれます。
大根を切ります
大根を必要な分ほどカットします。
大根の下は根にあたり、辛みが強く繊維の多い部分です。中央は水分が多くて辛みも少なく、味の染みやすい部分です。
葉に近い上部は茎にあたり、甘みが強くサラダでも食べられる部分です。
お好みで使う部分をお選びください。
大根の皮は繊維が多いため、厚めにむきます。
大根を半月切りにします。まず縦に半分、切り分けます。
端から3~5mmの厚さにカットします
長ネギを切ります
長ネギはよく洗い、根の部分を切り落とします。
柔らかく甘みのある白い部分を使います。
表面積が大きくなるように、ネギに対して大胆に170゚くらい斜めに包丁を入れて切ります。
春菊を切ります
春菊の硬い茎の根元を切り落とします。
春菊は茎にそって、葉を2~3枚つけて切り分け、同じ長さに揃えます。
小葱を切ります
小葱は地域により、万能ネギ・細ネギ等の名称で呼ばれています。30~50cmの細長い円筒状の葉をしています。
アサツキやワケギでも同様に美味しくお召し上がりいただけます。
ネギの根の部分を切り落とします。
白い部分は甘くて美味しいので、根のギリギリを取り除くと良いです。
根側の白い端から細かく小口切りにします。
ネギは根に近い方の味が濃く美味しいです。
鍋の出汁を用意します
土鍋に水500~600mℓをはり、鍋だしを入れ沸騰させます。
鍋に具材を入れます
火の通りにくい野菜とあんこうのアラを入れます。
全ての野菜とあんこうの身、豆腐等を入れます。
ふたをして煮立てます。
春菊を入れて、お野菜がしんなりしてきて食べ頃です。
あんこう水炊きの出来上がり
ポン酢ともみじおろしをつけてお召し上がりください
食べている最中の鍋は、弱火で保温しておきます。
あんこう身は加熱しすぎると硬くなりますのでご注意ください。
付属のふぐポン酢、もみじおろしをつけてお召し上がりください。
刻みネギがあるとよいアクセントになります。
締めに雑炊をお召し上がりください
お召し上がり後のスープは、〆の雑炊ベースとしてお楽しみいただけます。
茶碗半分量のご飯が一人前の目安です。
ご飯はぬめりをとるため、かるく水洗いしザルにあげておきます。
そうすることで、サラサラとした雑炊になります。
一度沸騰させたあと弱火にし、残り出汁にご飯を入れます。
溶き卵を流し入れたら蓋をし、2分ほど蒸らします。
蓋を取って小葱を散らし完成です。
お好みで全体にポン酢をかけてもよいですし、取り皿に残ったポン酢はそのままに、雑炊を足してお召し上がりになっても美味しいです。
[あんこう水炊きレシピ/鍋物/日本料理]
[2018-10-26作成/2024-10-22更新]
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