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タラバガニ

タラバガニはカニの王様と言われています

日本海近郊やオホーツク海、アラスカ沿岸に分布

タラバガニは、ヤドカリの仲間に属します。
いでたちは蟹のように見えますが、蟹と見比べてみても脚が左右1ずつ足りないことが分かります。
甲羅の幅は大きいもので25センチほどもあり、脚を広げると1メートルを超えるものもあります。
甲羅や脚の殻には鋭い突起が付いており蟹の王様などとも呼ばれています。
身の肉もふっくらして味もよく食べ応えがあると言われており、珍重されています。
タラバガニは、日本海近郊やオホーツク海、アラスカ沿岸などで分布・捕獲されます。
タラバガニは蟹の王様と言われていますが、先述のとおりヤドカリ属に当たるので、全姿では販売されていない事もあるようです。
販売をする際にはボイルを済ませ、脚肉のみの販売をしたり、全姿で販売する場合は、カニみその部分を抜き取ってから甲羅をかぶせ販売しています。
実はこのカニみそに当たる部分は、脂分が強く一般的なカニみそと同様に食すると、お腹を下してしまうこともあるため、カニみそ抜きでの販売が原則のようです。
ほとんどの場合は、半身のみの販売になるようです。
タラバガニの美味しい食べ方は、焼きガニです。
ふっくらとした身と甲羅を焼いた際に漂う香ばしい香りはお酒もすすみます。
またボイルのタラバガニはそのまま食べてもしっかりとした甘みとうまみを楽しむことができます。
たっぷりの身は蟹酢やレモン等をつけても美味しく食べられますし、チャーハンの具や卵スープの具としても贅沢に楽しむことができます。

タラバガニの殆どがロシア産かノルウェー産

タラバガニは、お正月などの祝儀で出されたり、冬場の寒い時期になると鍋にカニを入れたり、雑炊にして食べるなど日本人にとってなじみのある魚介類の一つです。
日本では北海道の根室などの北方で漁獲されます。
日本国内で売られているものの中には北海道のものもありますが、ほとんどがロシアやノルウェーが産地です。
タラバガニはズワイガニとよく比較されます。
どちらも旬な時期が同じで美味しいですが、見た目や味などの特徴が大きく異なります。
タラバガニにはブランド性はありませんは、中には花咲ガニのように希少な種も存在しています。
タラバガニには太い脚が4対8本あります。
体全体としての特徴は、鮮やかなオレンジ色の甲羅が大きくて、甲羅にトゲがあります。
ズワイガニは5対10本なので脚の本数で簡単に見分けることができます。
身は体の大きさに見合ってたくさん詰まっていて食べごたえがあります。
ただ、カニ味噌はズワイガニや毛ガニのように濃厚でないので基本的に食べないことが多いです。
値段は安ければ1パイ2000円程度ですが、大きくて最高級レベルのものになると1万円近くすることもあります。
安価なものも出回っているので、たくさんカニを食べたいという人にとっては満足できます。
料亭などで出されるカニはタラバガニの場合が多いです。
食べ方はいろいろ好みに応じてバリエーションがあります。
茹でても良いのですが、身がたっぷり入っているかわりに味がややたんぱくなので、鍋の具として用いたり、カニしゃぶとして食べると美味しいとされています。

ヤドカリの仲間にタラバガニがいます

ヤドカリは海老や蟹の仲間です

ヤドカリとは、十脚目ヤドカリ上科の生物です。
主に巻貝等の貝殻に体を収める家のように見立て生活する甲殻類を指しています。
エビや蟹の仲間なのですが、自らの甲羅を持たず貝の中に身体を収めるために身体が変形しています。
大きなハサミを持つのは、蟹に通じるところがありますね。
タラバガニやアブラガニ等は容姿からカニという名前が付いていますが、ヤドカリの仲間です。
その証拠に、脚がハサミを含めて10本です。カニ類より脚が2本足りません。
ヤドカリといえば浜辺等で捕まえられる小さな貝に入った物を想像しがちですが、さまざまな種類のヤドカリがあります。
大きなサイズのヤドカリは、食用として食べることができます。
島根県では、ヨコスジヤドカリや赤星ヤドカリと呼ばれる大型のヤドカリを食用とするようです。
新鮮なものは刺身で食べられていますが、塩茹でで食べるのが一般的です。
また一部の地域では塩辛に仕立てて食べるところもあるようです。
ヤドカリを食べる時は身のみを食し、キモは食べないことが一般的のようです。
中には塩辛のようにキモと身を熟成させて食べられるものもあるようですが、大型のヤドカリのキモは油分が強くお腹を下す事が多かったり、寄生虫がいるためにお勧めできないとされています。
同様の理由で、タラバガニやアブラガニのカニみそは食用にはなりません。
ヤドカリ料理を食したい場合は、島根県や三重県等の旅館に宿泊するとよいでしょう。
事前に問い合わせをしてヤドカリ料理をリクエストしてみるのが一番です。

タラバガニはヤドカリの仲間

ヤドカリは、海にいくと波打ち際の岩礁などの磯辺でよく見かけることができる生き物で、海巻貝の貝殻を探してその中に自分の体を収めて生息するのが特徴となっている甲殻類のことです。
この点において自ら甲殻をもつカニやエビとは異なるものの、カニやエビと同じ十脚目で、貝殻等に体を収めるために体は頭胸部と腹部に分かれ、胸脚の第一対目が他と比べると極端に太く発達した鋏脚を持つなど体型が独特です。
カニにもタラバガニやズワイガニなど色々な種類がありますが、タラバガニやアブラガニは特に大きな鋏をもっているようにヤドカリの仲間に分類できます。
ヤドカリは昔は食用とされるものもたくさんありましたが、今では基本的に食用とすることは少なくなってきました。
漁業をする人たちにとっては、同じ磯辺で収穫するのであれば、アワビやサザエ、ウニなどの方が商業的にも圧倒的に良いわけですし、私たち消費者にとっても味がそれほどよくなく、食べごたえのないヤドカリは人気がありません。
しかし、ほとんどの人が食べない海の生物を食べる地域もあります。
たとえば、見た目があまり気持ちよいものではないアメフラシというものを島根県の一部の地域では食べます。
日本人が今では食べなくなってしまった海の生物を昔の人は色々な調理法を工夫して食べていたことでしょう。
ちなみに、この島根県ではヤドカリを塩辛にしたり、味噌汁に入れたり、塩茹でして野菜サラダと一緒に食べたり、酢の物にしたりして今でも食べています。

蟹の脚肉は運動量が多いため身が締まっています

とても食べやすい蟹の脚肉

蟹の脚肉は移動をする際の運動量が多いため身が締まっているのが特徴です。
特に胴体と足をつなぐ一番太い部分に肉がたっぷり詰まっています。
蟹の脚肉は「蟹の王様」とも呼ばれるタラバガニのものがお勧め。
肩肉からの半身で購入できる商品が一番です。
蟹の脚肉が美味しい時期は、脱皮が終わり時間が経過した時です。
脱皮時期に当たるカニは甲羅が柔らかく身入りも少ないのが特徴です。
カニはそれぞれの種類によって脱皮時期や産卵時期が異なりますので、調べておかれるとよいでしょう。
カニの脚肉で美味しくいただけるのはシンプルにボイルをしたものです。
塩茹でされたカニは身がふっくらとしてプリプリ感を楽しむことができます。
レモンやカニ酢などで食べると風味が増します。
また殻ごと焼いて食べると、香ばしさが身に移って酒の肴に最適です。
カニフォークを用意されると、細かいところまでキレイに蟹の脚肉を食べることができますし、取りにくい部分も気持ち良く取れ美味しくいただくことができます。
美味しいカニをたっぷり食べたいのであれば、特大の6Lサイズなどと呼ばれるタラバガニを購入するのが一番です。
重さで価格が決まりますが、大体特大1.5キロサイズで15000円前後、大きな蟹の半肩分が届きます。
3キロサイズになると、前後2肩に脚何本かプラスされて届きます。
これで価格は25000円~30000円程度。生育状況や漁の良し悪しによっても価格がかなり変わります。
また特大サイズの場合、予約販売になることがほとんどですので、気になったら早めにカニ通販の専門店に問い合わせをされるとよいでしょう。

料理にも便利な脚肉

日本人は昔から魚介類が好きですが、中でもズワイガニやタラバガニをはじめとした蟹の脚肉の人気が非常に高いです。
お正月などの祝儀などで食べることが多いですが、最近ではカニの鮮度が落ちないようにする冷凍技術の発達やインターネットなどを使った通信販売業者の普及などによって、好きな時に全国どこからでも注文して手軽に食べることができるようになりました。
カニを購入するときは急速冷凍したものをカニ丸ごとということもあると思いますが、包丁などを使ってカニを解体する手間要らずで、解凍したらそのまますぐに食べたり、鍋にいれるだけという手軽さで人気なのが蟹の脚肉をセットにした商品などです。
今や、この部位だけをポーションとして販売しているセット商品などもあります。
そのまま食べるのも良いですし、カニ雑炊や蟹チャーハンなどにするにしても手間暇かけずに調理に使えるのがメリットだといえるでしょう。
タラバ蟹の脚肉は太くて肉厚でボリュームがあり、甘くてジューシーなのが魅力です。
蟹の脚肉のセットをお歳暮などのご贈答にすることもよくあります。
もらった方にとっては、普段なかなか食べる機会が無い高級なカニですので、大変喜んでもらえるはずです。
また、蟹の脚肉であれば、殻向きやカニバサミ・包丁でのカットも必要が無いので料理するにも便利で、そのままオードブルやサラダの一品として添えたり、ちょっと手間をかけて天ぷらにしたりバターソテーなど熱を加えてもおいしいです。

蟹のむき身は脚肉の殻を剥いて食べやすく加工したもの

蟹の脚肉の殻を剥いて食べやすく加工したもの

蟹の剥き身・ポーションなどと呼ばれる商品があります。
これは、蟹の脚肉の殻をむいて食べやすく加工されたものを指します。
蟹の剥き身はてんぷらや鍋物、そのまま食べるなど様々なバリエーションが広がります。
蟹の剥き身・ポーションになった商品は、真空パッケージングされて冷凍便で届くことが多いようです。
そのため届いて解凍したら即食べられるという利便性があります。
ポーションタイプのカニは、ズワイガニなどのカニ脚が一番多く販売されています。
ポーションタイプの蟹のむき身でお勧めしたいのが蟹めしです。
袋に入ったまま自然解凍させ、残った殻と身を外します。
袋に残った汁は残しておきましょう。
米を炊く際には袋に残った汁としょうゆ、みりん、砂糖少々を入れ規定水量まで水を足して炊き上げます。
ご飯が炊きあがったら、先ほどのむき身をプラスし軽く混ぜて完成です。
汁もうまみのエッセンスとして余すことなく楽しめますので、ご家族が美味しくいただけることでしょう。
ご飯を炊き上げるときにヒジキや人参等をプラスして彩りを添えるのも良いですね。
カニ肉は贅沢にたっぷり混ぜ込みましょう。
しっかりとした脚肉であれば、シンプルにカニのしゃぶしゃぶなどもお勧めです。
昆布のだし汁にしゃぶしゃぶしたカニ肉の甘さを楽しんでください。
蟹の剥き身は不揃いなものがお安くたっぷり購入することができます。
形がそろっていて大ぶりのものは高価で高級とされています。

自宅で食べるにはとても便利

寒い季節になってくるとカニ鍋やカニ雑炊、カニしゃぶなどのカニ料理がおいしくなってきます。
といってもカニは高価なのでそう頻繁に食べることはできません。
お正月だったり、家族のだれかの誕生日の時などのように何かのイベントの時にそれをお祝いするために高級な食材の一つとして馴染みがあるのがカニです。
自宅でカニ料理を食べるときには、蟹の剥き身(ポーション)を利用すると便利です。
蟹の剥き身(ポーション)は、スーパーなどの食料品売り場の冷凍コーナーにいくと置いてあることが多いです。
脚の一つひとつが肉厚のタラバガニや脚の本数がたくさん詰まっているズワイガニなど好みに応じて選んで購入することができます。
また、インターネットショッピングの普及によって、北海道や北陸地方、東北地方などの新鮮で質の良い蟹の剥き身(ポーション)も通信販売で手軽に購入できるようになっています。
急速解凍の技術が以前に比べると格段に発達していますので、冷凍物でも、自宅で正しい方法で解凍すればまるで獲りたての蟹を調理したかのような味を堪能することができるのです。
蟹の剥き身(ポーション)を通販などで購入することのメリットは、自宅でカニの殻をむいたり、カニバサミでカットするなどの手間がまったく必要ないということです。
殻がむかれていて、カニの脚肉がそのまま解凍されて詰められた状態になっているので、自宅で解凍してボイルすればそのままでも、調理しても家族と共においしく食べることができます。殻がむかれていて、カニの脚肉がそのまま解凍されて詰められた状態になっているので、自宅で解凍してボイルすればそのままでも、調理しても家族と共においしく食べることができます。

蟹の内子とは何でしょうか?

蟹の内子とは、蟹の卵巣のこと

「蟹の内子」とはなんですか?という質問を受けることがあります。
蟹の内子とは、蟹の卵巣を指します。
産卵前にお腹に入った卵を指すこともあるようです。
蟹の内子は雌ガニの甲羅の中にあります。
ズワイガニの雌が非常に有名で、特に鳥取などで捕獲されるセコガニ(ズワイガニの雌・オスは松葉ガニと呼ばれる)は解禁日の11月6日から翌年1月10日までしか漁が許されていないので、特に貴重です。
内子は産卵期の雌ガニにしかないとても貴重なものです。
もしカニを食べるチャンスがある場合は、松葉ガニのようなブランドガニと一緒に雌のズワイガニを購入してみてください。
蟹の身やカニみそとは全く異なった食感にびっくりされることでしょう。
蟹の甲羅のような赤い色が非常に鮮やかです。
かつては内子のみを熟成させた珍味も販売されていましたが、日本では珍味を熟成できるほどの雌のカニを捕獲することはできません。
そのため商品化されるものはほとんどなくなりました。
一部数量限定で内子の珍味が販売されることもありますが、これは海外からの輸入カニを使用したものだと考えると分かりやすいでしょう。
セコガニの漁が解禁される一時期は内子の旬の時期です。
産卵前、未成熟の卵を食べられるのはこの漁期間内でもほんの一時期です。
産卵ラッシュを迎えると、内子もなくなってしまいますし卵そのものの風味や触感もなくなってしまいますので、時期が重要になってくると言えますね。

茹でたりして加熱するとオレンジ色に

日本人の食文化にとって魚介類はなくてはならないものです。
中でも蟹はお正月の一家団欒やおめでたい席などで出される食材として人気があります。
蟹といえばタラバガニやズワイガニや毛ガニで、部位としては脚や胴、またはズワイガニや毛ガニの場合はその蟹味噌が人気です。
しかし、蟹の内子というものもあります。
蟹の内子はあまり聞きなれない言葉だと思います。
蟹のメスのおなかの部分にはバタフライ(ふんどし)と呼ばれる蓋がありますが、その蓋の中に詰まっている未成熟な卵のことです。
また、それが卵管を通って産卵状態にまで成長してプチプチとした卵になると外子といいます。
蟹を丸ごと購入した場合、メスの蟹の甲羅を外すと中に紫色っぽいものがありますがそれが蟹の内子、つまり卵巣になります。
茹でたりして加熱するとオレンジ色に変化していきます。
生蟹の内子は、塩漬けや醤油漬けにしたり、ほぐした蟹の身と和えるなどが一般的な調理法です。
おかずとしてちょうど良いのでご飯が進みます。
さらには、お酒のおつまみとしても大変ぴったりです。
または、生蟹の内子をすりつぶして味噌汁に入れても風味とコクが出ておいしくいただくことができます。
ただし、内子をいれたらすぐに火を止めるようにしてください。
風味がとばないようにするためです。
このようにあまり知られていない部位で捨ててしまうことがあるかもしれないのですが、もったいないことです。
貴重な部位でもありますし、色々な調理法でおいしく食べることができるのです。

浜茹でで新鮮な蟹を即茹で上げます

水揚げされたばかりの蟹を漁港にある釜などで茹で上げ

カニ通販の専門店のホームページなどで「浜茹で後直送」などと謳っていることがあります。
この「浜ゆで」とは、水揚げされたばかりの蟹を漁港にある釜や、漁港近くの加工場などで即時ゆで上げることを指します。
獲れたて新鮮のカニを即茹で上げますので、甘みやうまみをしっかりたっぷりと味わうことができます。
ゆで上げの際には藻塩やご当地の塩等の特別な塩を使っています。
そのため、蟹肉がしっかりと締まりぷりっとした歯ごたえも味わうことができると評判です。
蟹の浜ゆでのメリットは新鮮なものを即日発送できることにもあります。
朝早くにボイルを終えた蟹は、丁寧に梱包され、注文された顧客の元に即日発送されます。
航空便で発送されることが多いので、北海道のカニ専門店の商品でも、最短で翌日、翌々日には全国各地に届きます。
クール便や冷凍便等の指定をすることで品質低下のリスクもなく美味しいカニを食べることができます。
浜ゆでされたカニは、発泡スチロールの箱に丁寧に詰められますので、外気に触れて酸化するリスクや配送時に傷んでしまうリスクも軽減されますので安心です。
遠洋漁業の蟹漁の場合、漁船の中でゆで上げ急速冷凍をする設備を持っていることもあるようです。
浜茹での状態ではありませんが、鮮度を保つための工夫がなされていますので、こちらも美味しさを保ったままご家庭まで届きます。
北海道旅行などで蟹漁の最盛期に蟹の本場へ足を運ばれる際には、是非浜茹でされたばかりの蟹を味わってみてください。
身がたっぷり詰まった蟹肉の甘みの強さにびっくりされることでしょう。

鮮度が落ちていないタラバガニの味を堪能できます

蟹の浜茹でとは、端的に言うと蟹が水揚げされた新鮮なうちに、港の近くで茹でられた蟹ということになります。
特に北海道などにおいては漁獲されたら沿岸部にある地元の水産業者が工場にすぐに運んで生きたままの蟹を大きな窯などを使って茹で上げるのです。
蟹の浜茹でされたものは、何よりも新鮮な状態で茹でられたものをすぐに梱包して発送してくれるので、届けられたら鮮度が落ちていない蟹の味を堪能することができるというのが最大のメリットです。
蟹の浜茹でと名売っている商品もネットショップなどにはたくさん見かけますが、中には数ヶ月前、場合によっては半年も一年も前に茹でられたものを急速冷凍して保存しておき、それを販売していることもあります。
急速冷凍の技術は昔に比べるとかなり進歩して、鮮度を落とさずに保存することが可能です。
自宅で解凍する時にその方法さえ間違えなければ、たとえ冷凍物でもおいしくいただくことが可能です。
とはいえ、水揚げされたばかりの蟹の浜茹でと比較するとやはり鮮度は落ちてしまいます。
理想は浜茹でされたものを即日クール便などで発送してくれる業者の商品がおすすめです。
蟹の浜茹でされた商品でも急速冷凍して日が経てばたつほど値段は安くなります。
浜茹でしてすぐに発送される商品は高額ですが、時間が経過したものは格安で販売されています。
今や時間がかなり経っても冷凍技術によってそれほど味は落ちませんので、蟹をたくさん食べて満足したいという場合には、そうした商品を購入することをおすすめします。

オホーツク海は北海道の北東にある太平洋緑海のこと

北海道北東にある太平洋沿海に位置するオホーツク海

カニ等の漁場としても知られるオホーツク海。
北海道の北東にある太平洋の緑海(えんかい)を指します。
カムチャッカ半島とサハリン、北海道によって囲まれるようにして存在するのがオホーツク海です。
名称は、ロシア人が入植した土地・オホーツクに由来しています。
冬になると海氷が形成され、2月になるとオホーツク海の8割近くが氷で覆われてしまいます。
北海道側には流氷が流れ着くこともあります。
天候の特徴や海氷が運んでくる屑等の影響で植物プランクトンの繁殖が活発です。
水温が低く水深も深いため水産資源が豊富にあると言われています。
オホーツク海では、サケやマス、タラ、ニシン等の魚の他、蟹やエビ、コンブ、牡蠣等が豊富に獲れます。
オホーツク海沿岸の漁は冬の時期や夏の時期になると、蟹漁が活発化します。
タラバガニやアブラガニ、花咲ガニ等時期をずらして最盛期を迎えますので、通年美味しいカニを食べることができます。
その中でも乱獲を避けるために、甲羅の小さいものは捕獲しない、産卵期や脱皮時期にあるカニは捕獲しないなどというような自主規制を持って漁を進めていきます。
このほかの魚介類も同様、乱獲防止のための自主規制を行う事がほとんどです。
オホーツク海沿岸で捕獲された魚介類の多くが北海道で水揚げされます。
網走・宗谷岬・小樽漁港などがその代表的な港で、朝市等が常時立ち、水揚げされたばかりの魚介類や、浜茹で一番の蟹等が販売されています。

オホーツク海は極寒の地、海産物の宝庫

オホーツク海というと極寒の地、海産物の宝庫というイメージを持っている人が多いことでしょう。
世界の中で流氷が流れ着く最南端の場所であり、世界三大漁場の一つとして注目されており、水産資源が豊富な海として知られています。
オホーツク海が水産資源で豊富な理由は、流氷についているプランクトンの餌になる苔がついていることが挙げられます。
そのプランクトンを小魚が食べ、その小魚を食べに大魚が引き寄せられてくるといわれています。
また、流氷が一定の間海をふさいでいるために、乱獲などによる水産資源の枯渇の予防になっているとも言われています。
ロシアや日本ではオホーツク海沿岸の水産業が盛んです。
ホタテ貝桁網漁業やサケの定置網漁業、沖合い底引き網漁業などが有名です。
この地域での水揚げ量はホタテ、サケ、ホッケといったものがメインですが、他にも、カニ、クジラ、タラ、ニシン、ホッカイシマエビなどもオホーツク海で水揚げされる代表的な水産物です。
オホーツク海沿岸の北海道の有名な漁港としては、網走や紋別、幌内、知布泊、斜里、興部、沢木などがあります。
こうした漁港で水揚げされた水産物は北海道内の重要都市にすぐに運ばれたり、地元の漁港近くの水産工場で加工・急速冷凍して全国各地へと出荷されます。
日本で食べられる水産物の多くは輸入物ですが、国内のものでは北海道産が圧倒的に多いです。
北海道産の水産物は特に質や味が良いだけに、値段も高い高級食材としても知られています。

タラバガニの美味しい食べ方をマスターしましょう

焼きガニやカニ鍋、しゃぶしゃぶやコロッケはいかがですか?

タラバガニがお手元に届いた場合はみなさんどのように食べられていますか?
タラバガニの美味しい食べ方をマスターすることで、毎年のお取り寄せや暮れのご挨拶にいただいた際のバリエーションが広がります。
タラバガニの美味しい食べ方として一番先にあげられるのが、塩茹で後、そのままシンプルにいただく方法。
蟹のうまみをしっかり感じることができますし、ぷりぷりの蟹肉の食感をダイレクトに味わえます。
焼きガニは香ばしさも一緒に酒のお伴に最適です。
タラバの脚は食べ応えたっぷりです。
カニ鍋では、だし汁を吸った蟹肉がまた違った味わいを見せてくれます。
締めのカニ雑炊などもオツなものです。
鮮度の良いタラバガニの場合、刺身やしゃぶしゃぶなどもおススメなのだそうです。
刺身と言ってもさっとお湯にくぐらせてから半生の状態でいただくのがベター。
しゃぶしゃぶは蟹の甘みをしっかり楽しめます。
タラバガニを食べてみてあまりの多さに蟹肉が残って食べきれなくなってしまったということもあるようです。
ボイルカニは茹で上げ日から2日間程度が美味しく食べられる時間です。
それを過ぎてしまった時は、火を通して食べましょう。
ほぐし身を作り、レモン汁をかけておくと変色を防ぐことができます。
チャーハンやスープの具として使うと、豪華で華やかな食卓を飾れます。
カニグラタンやクリームコロッケなども簡単に作ることができるのでおススメですよ。
タラバガニの美味しい食べ方はこのほかにもたくさんあります。
インターネットの料理検索サイトや情報サイト等を参考にして美味しい食卓を囲んでくださいね。

全体的に肉厚で身がたくさん詰まっています

日本人にとって海産物は馴染みの深い食材ですが、中でもおいしくて人気が高いのがカニではないでしょうか。
カニにも色々な種類がありますが、タラバガニは全体的に体が大きくて肉厚で、身がたくさん詰まっていますし、甘みもあっておいしいので特に人気が高いです。
せっかく食べるのであれば、タラバガニの美味しい食べ方を知っておくと良いです。
タラバガニの美味しい食べ方として大事になってくることは、購入した後の保存方法や解凍方法、さらにはボイルの方法などです。
このうち一つでも誤ったやり方ですと、鮮度を急激に落としてしまったり、旨み成分を逃がしてしまって味がかなり落ちてしまいます。
鮮魚店などのお店やネットショップで購入したタラバガニの美味しい食べ方は、食べる日から逆算して冷蔵庫にいれ、1日から1日半かけてゆっくり解凍することがポイントです。
しばらく食べない時は、冷凍庫で冷凍状態のまま保存しておきましょう。
次に解凍したタラバガニをボイルしますが、大きさによってやや茹でる時間が異なります。
通常は20分程で十分ですが、4キロほどの重量がありけっこう大きい場合には、25分程度かけてじっくり茹でます。
茹でる時は、蟹味噌が脚に流れていかないように甲羅を下にすることもポイントです。
茹で上がったらそのまま食べても良いですし、殻をむいてフライにしたり、サラダに添えたりと色々な食べ方があります。
みそ汁の具にしたり蟹ごはんやチラシの具にしても風味を活かしておいしく食べられます。

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