梅干しについての雑学・豆知識

昔から体に良い食品の代表とされてきた梅干し

とらふぐ生茶漬け

日本では、古くからご飯のお供として親しまれている梅干しですが、元々は梅雨時期に収穫される梅の保存食としてつくられた食品です。
保存食としてつくられただけあって、昔ながらの製法で作られた梅干しは、時間が経っても腐る事はないと言われています。
現在、日本で最も古い食べられる梅干しは、奈良県の中家に伝わるもので、天正4年(1576)に作られたものが、状態も良いまま保存されています。
補充ができないという理由で試食はしていないそうですが、同家にある江戸時代に作られた梅干しは問題なく食べる事ができたそうです。
近年では、塩分を気にしたり、味付けがまろやかなものが好まれる傾向にあり、塩分濃度8~12%程度の減塩タイプのものが市販品の主流となっています。
このタイプの梅干しは賞味期限も短く、半年程度のものが多いので、本来の梅干しとは区別して「調味梅干」と表記されています。
梅干しは昔から身体に良い食品の代表とされてきました。
平安時代の村上天皇は梅干と昆布茶で病を直したとも伝えられています。
実際に梅干しには様々な効能があり、疲労回復、便秘解消、解熱、抗菌、防腐など、その効果は科学的にも立証されています。
例えば、二日酔い防止には寝る前に一粒梅干しを食べるとクエン酸効果で朝の目覚めが楽になったり、梅干しを焼いて食べると風邪に効く、という風に、生活に密着したシーンで効果があって手軽に取れる梅干しは健康食品としてもかなり優秀であるといえるでしょう。
 

一口に梅干しと言っても、その種類は様々

梅干しとは、梅の果実を塩漬けにして干したものです。
お漬物の一種として、また保存食として古くから愛用されています。
梅干しと一言でいっても、地域などでその漬け方や特徴が色々とことなります。
梅干しといっても、代表的なものだけで10種類以上あります。
「白梅干し」は一番オーソドックスな梅干しです。
粗塩に付け込んだだけの単純なもので梅干し、塩、焼酎さえあれば簡単に出来るのが特徴です。
入れ物などにいれた梅に塩を焼酎と良くもみ込み、ふたをして4~5日置きます。
その後、天気の良い日に梅を取り出し、ざるに開けて梅の表と裏を3日干す天日干しを行い完成です。
他の料理にも使いやすい基本の梅干しで、梅の塩っぽさを味わいたければこれです。
「赤じそ漬け」も、かなりポピュラーな梅干しです。
塩漬けした梅干しに赤じその色素を沈着させ作るものです。
その際、赤じそのあく抜きなどの準備が必要で、手間はかなりかかります。
ただ、しそには強い抗菌・殺菌の作用があり、保存食としてかなり長持ちします。
その他、人気の味梅のはしりが「かつお梅」。
白梅干しをかつお節、醤油、みりんで味付けしたものです。
梅を漬けこむときに昆布を入れたものは「昆布梅」。
昆布の出汁とまろやかな酸っぱさが魅力です。
梅干し本来のきつい酸っぱさが苦手という人にも向いているのが「はちみつ漬け」。
まろやかな蜂蜜の風味で多くの人に人気を得ています。
その他、キムチと一緒に漬けたものや海苔と一緒に着けたものなどもあります。
日に干さないで仕上げたカリカリした食感が人気の「カリカリ漬け」などです。

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