だし茶漬けについての雑学・豆知識

ごはんに出汁をかけて食べる習慣は古くから受け継がれてきました

とらふぐ生茶漬け

だし茶漬けは、ご飯お茶ではなく、だしスープをかけて食べる茶漬け風の食べ方のことを言います。
実際にはお茶は使用しないので、「茶」漬けではないのですが、日本では古くからご飯に出汁をかけて食べる習慣がありました。
この出汁をかけて食べる食べ方は、特に北越地方で好んで食べられていた為、だし茶漬けの事を「越後茶漬け」と呼ぶ事もあるようです。
だし茶漬けに具材をのせたり、一緒に具材を添えて食べる場合には、茶漬け同様、味の濃い食材を一緒に食べる事が多くなっています。
佃煮漬け物はもちろん、魚介類も人気となっています。
生の刺身タイプの具材の場合には、一旦漬けにして具材に味をしみ込ませたものがよく合い、自宅で作る以外にも、商品として販売されているものを贈答用として購入する人も多く見られます。
では、だし自体はどのようなものを使用するのでしょうか?
一般的に、だし茶漬けにつかう出汁は、昆布や鰹でとった出汁に、醤油やみりん、砂糖等の調味料を加えて味を整えたものを使用します。
自宅で簡単に作りたい場合は、実際に昆布や鰹から出汁をとると手間がかかるので、顆粒のだしの素や、麺つゆ等の商品を好みで薄めて使用すると手軽にだし茶漬けを楽しむ事ができます。
最近では居酒屋や料理店でメニューのひとつとなっている店も多くあります。
お酒を飲んで、シメにだし茶漬けを注文する人も多く、お店で食べるだし茶漬けもまた違った味を楽しめるでしょう。
 

昆布やシイタケで取っただし汁

お茶漬けは一般的にご飯にお茶をかけて食べるものですが、だし茶漬けはお茶のかわりに出汁(だし)をかけて食べます。
現在、お茶をかけて食べるお茶漬け以外にレストランなどではしいたけや昆布、鰹節などの出汁をかけるところも増えています。
近年のレストランでは、この出汁に懲り、高価な魚介類やふぐなどでとった出汁をかけて食べる出汁茶漬けなども出てきていて、お茶よりも高級感のある味わいのあるお茶漬けになるといえます。
茶漬けの歴史は平安時代あたりから始まっています。
平安時代のお茶漬けは、お茶をかけるものではなくお湯またはお水をかけるものでした。
「水飯」や「湯漬け」などと呼ばれていて、これがお茶漬けのルーツだと言われています。
その後、鎌倉時代から室町時代にかけ武家の間では湯漬けが一般的であり室町幕府の8代将軍足利義政は酒に酔った時によく湯漬けを食べていたようでさらに湯漬けが広がって行きました。
お茶漬けがお茶をかける習慣になったのは世間にお茶が普及してからのことです。
その後まもなく庶民にも湯漬けを食べる習慣が広まっていきます。
煎茶を入れる習慣は江戸時代ごろに確立したと言われています。
足利義政は、お湯やお水をかけるだけでなく、昆布やシイタケで取っただし汁をかける出汁茶漬けも良く食べていたようです。
お茶漬けは本来湯漬けから始まったものですが、武家でも湯漬けが広まるにつれ、お湯だけでなく出汁を入れる出汁茶漬けも食されるようになっています。
この出汁をかけて食べる出汁茶漬けですが、特に北越地方で好まれていて、越後茶漬けという別称があります。

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