精巣についての雑学・豆知識

産卵期にならなければ精巣は大きくなりません

とらふぐ白子

白子とは魚の精巣のことで、オスからしか取ることができません。
ふぐにおいても同様に、オスのふぐからしか取ることのできないものであり、さらに産卵期にならなければ精巣は大きくならないため、食すことができる量も限られています。
その為、ふぐにおいては産卵期に差し掛かる冬の間が最も大きな白子を取ることが出来るので、価格も高くなるものの、最も美味しくいただくことが出来ます。
初春にかけては出回ることが多くなっていますが、春も本番になるころには旬を過ぎたものとなり、価格も抑えられていくものの、量は少なく、味も冬季に比べると若干劣るものとなりがちです。
ふぐにおいては、多くの方が最も心配するポイントとして「毒」の問題がありますが、正式にふぐ調理免許を持っている安心できる流通経路から購入したものであれば、その心配は不要であるのはもちろんのこと、そもそもふぐの精巣には毒は含まれていません。
一部のふぐにおいては弱毒が確認されているものの、ほとんどの場合は市場に出回らず、仮に食べたとしても、過食でもしない限りは症状が出るようなことはありません。
ただし、釣りなどで仕入れたふぐを調理して食べるのは、たとえ毒のないふぐであっても非常に危険な行為です。
ふぐは調理免許を持っていなければ料理として出すことは出来ないため、仮に釣ることが出来たとしても、決して調理して食すようなことをしてはいけません。
その際は必ず調理師免許を持っているお店などに依頼し、適切に調理してもらうようにしましょう。
 

白子の栄養素

ふぐ料理には白子を使ったものがあります。
ふぐは毒のある魚として知られていますが、興味深いことに、ふぐのオスにある精巣には毒が含まれていません。
そのため古来、ふぐの精巣は珍味として珍重されてきました。
白子にはビタミンB12やビタミンD、タンパク質が豊富に含まれています。
ビタミンB12は貧血を予防する効果があり、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け骨粗しょう症予防にも役立ちます。
精巣は子孫を残すための精子が生産されるところで、栄養素が豊富に含まれた部分でもあります。
ふぐは産卵が冬の時期になることから、それに合わせて精巣が発達するようになっており、独特の弾力があります。
味わいは蛋白で、濃厚なふぐの旨味を感じることができる部分でもあります。
たらやサケの精巣も白子と呼び冬の味覚として楽しまれますが、やはり味わいでふぐの白子にかなうものはありません。
白子の刺し身はとりわけ美味とされており、ふぐ好きのグルメにとっては欠かせないメニューの1つともなっています。
庶民からはなかなか手が届きにくいと感じる食材ですが、インターネット通販やテレビ通販でもふぐ料理を取り寄せることができるようになったのは嬉しい事です。
しかしテレビ通販などではふぐ刺しが中心で白子を扱ったものが少ないことから、ネット通販の利用をおすすめします。
水揚げされたばかりの新鮮なとらふぐから取り出した白子を鮮度が高いうちに手に入れることが出来るからです。

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