日本酒についての雑学・豆知識

日本酒との相性も抜群のふぐの白子

とらふぐ白子

高級食材のひとつとされているふぐの白子ですが、珍味のひとつでもあり、白子豆腐白子の茶碗蒸しはもちろん、焼く、湯引きして食すると言うだけでも濃厚な味わいを堪能できることでしょう。
また、このような食材においては、欠かせない存在となるのが「お酒」です。
珍味とお酒はセットと考えている方も多いものですが、ふぐの白子においても日本酒との相性は抜群であり、ビールやワインとでも美味しくいただくことが出来ます。
しかし、やはり懐石料理などでも多く使われるものと言うことからも、日本酒との相性は最も良いと言えます。
特に食通においてはふぐの白子を日本酒と一緒にと言う方は非常に多く、白子の持つシンプルな味わいにより、お酒が進むと言う感想がほとんどです。
高級食材に日本酒と言う贅沢な時間を存分に楽しむと言う意味においては、最も適したものと言えるのかもしれません。
さらに、食通においては食事のお供とするだけでなく、日本酒にふぐの白子を入れた「白子酒」と言うものも好まれています。
また、白子にとって日本酒の存在は呑む為だけではありません。
調理の方法として、魚特有の臭みを取り除く際にも日本酒が用いられます。
白子の下処理として、お酒で洗っておき、その後に調理をすると言うのが一般的です。
新鮮な白子であっても、臭いがつきやすい食材であるため、十分な下処理をしておくことが望ましいでしょう。
湯引きする際も、お湯だけでなく少量のお酒を足しておくと言うのも効果的です。
 

米文化と共に発展した醸造技術

ふぐ料理との相性が良いお酒は日本酒です。
日本は古来コメ文化が主流となっており、江戸時代まではコメの収穫量が国力を表すほど大切なものとみなされてきました。
コメの石高で武将の力を明らかにしたのは日本以外にありません。
コメ文化とともに発展してきたのが醸造技術で、日本酒はコメを発酵して作り出される酒として古くから愛され続けてきました。
酒の旨みとなっているのはアミノ酸で、アミノ酸は魚介類にも多く含まれていることから相性がよく、刺し身と一緒に飲んでも決して生臭くなることがありません。
ふぐとの相性が良いのはそのためです。
ふぐにはイノシン酸と呼ばれるアミノ酸の旨味成分が豊富に含まれており、コメから作られる日本酒も同様にアミノ酸をたっぷり含んでいます。
ですからふぐ刺しでもふぐちりでも決して互いに喧嘩をすることなく、それぞれの味覚を堪能することができるのです。
またふぐのヒレを利用したふぐのひれ酒には日本酒がピッタリです。
この時にできれば純米酒を使うことをおすすめします。
純米酒は100%コメから作られる酒で、醸造用アルコールが一切含まれていない酒です。
そのため米の旨みをタップリと含んでおり、ふぐのヒレから出る旨みをしっかり引き出すことができるのです。
初めてお飲みになる場合は、甘みのあるフルーティな甘口の酒をおすすめします。
日本には地域ごとに地酒があり、名水で仕込まれた旨い酒が数多くあります。
それぞれの甘みを楽しみ、ふぐ料理を味わえるのは本当に幸せなことです。

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