山椒についての雑学・豆知識

山椒はさまざまな魅力が備わった優れた薬味

ひつまぶし

山椒は普段意識することなく何気なく使用することが多い薬味です。
とくに鰻の蒲焼き、あるいはひつまぶしのような鰻を使用した食材で重宝します。
スーパーで鰻を購入した際についてくることも多いものです。
この山椒とはミカン科に属する植物からとられたもので、雌雄が別々に存在する点に特徴があります。
国内では和歌山県、岐阜県、奈良県などで多く生産されています。
鰻の蒲焼き以外にもさまざまな用途で使用されています。
とくに多いのが酢を使った料理。
酢のすっぱさと相性がよく、さまざまな料理で活用することができます。
それからちらし寿司。
薬味としてだけでなく、見栄えのよさも山椒の大きなポイントといえるでしょう。
他にも田楽やお吸い物などに使用されています。
それからもうひとつ、山椒をメインとした食材としてちりめん山椒を挙げておかなければならないでしょう。
飾りつけとしての魅力、あるいは独特の香りといった味以外の魅力を多く備えている山椒ですが、効果・効能の面も見逃せません。
独特の香りをもたらしているのはサンショールという独自成分ですが、これには消臭効果に加え、食欲をかきたてる効果も備わっています。
体調が悪くて、あるいは疲労などで食欲がない場合に役立ってくれます。
また、食欲とも関わってきますが、胃の機能を調節してくれる作用も備わっており、食材としてだけでなく漢方薬など薬としても用いられてきました。
洋食との相性があまりよくないため、なじみがない人も多いかもしれませんが、このように山椒はさまざまな魅力が備わっている優れた薬味なのです。
 

山椒には湿気を追い払い体を温める効果があります

鰻を食べるときに、山椒をかけて食べる人も多いのではないでしょうか?
ところでなぜ鰻を食べるときには、山椒をかけるのがもはや習慣となっているのでしょうか?
実は、まだはっきりとしたことがわかっていません。
いろいろな説があります。たとえば、鰻には独特の臭みがあるのでそれを打ち消す効果があるといったことが指摘されています。
また鰻をそのまま食べると、油のしつこさを感じる人もいるでしょう。
この脂っぽさを打ち消す効能が、山椒にはあるとも言われています。
しかし決定的な理由ではありません。
よく土用の丑の日にウナギを食べると思われます。
ここに山椒を使うヒントが隠されているのではないでしょうか?
この土用の時期というのは気候に特徴があって、湿気が多めになる傾向があります。
湿気の多い状態だと、胃腸の機能がどうしても鈍くなってしまいます。
その結果、食欲不振や消化不良が起こりやすくなるといわれています。
鰻は確かにビタミンやミネラルが豊富に含まれているのですが、一方で脂質も多く含まれています。
その結果、消化はあまりよくないといわれています。
そこで、山椒の粉末を使うと効果があるといわれています。
山椒には、湿気を追い払う効果があるとともに体を温める効果があります。
その結果、胃腸の機能を回復することができ、消化能力を向上する働きがあります。
その結果、鰻のような多少脂っぽい食べ物を食べたとしても、スムーズに消化することが可能になるわけです。
このような機能があって、鰻と山椒を一緒にして食べるのが、習慣になったのではないかといわれています。

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